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良いフコイダンに求められる条件

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 良いフコイダンに求められる条件としては、「原料の質の高さ」と「体内での効果の現れやすさ」の2つに集約されます。


【原料の質の高さ】
  褐藻類と呼ばれる海藻の大半にフコイダンは含まれていますが、なかでもモズクを原料と
 するものが様々な理由で優れているといえます。

  というのは、モズクはコンブに比べて安価であり、なおかつフコイダンの含有量の多さが
 際立っているからです。

  また、有効成分であるフコイダンが抽出しやすいといった特徴もあります。コンブから
 有効成分を抽出・精製しようとすると、ほかのヌメリ成分のひとつである「アルギン酸」
 などが混入しやすくなるため、抽出と精製に時間とコストがかかりすぎてしまうという欠点
 があります。このほか、コンブは養殖が難しく、生産量を増加することが容易ではないこと
 も、モズクが脚光を浴びる理由のひとつとなっています。

  したがって、フコイダン含有量が多く、汚染の少ない海洋で養殖されたモズクを原料と
 するほうが、能率的・効率的に精製することができ、純度の高いものを安定して供給する
 のに適しているのです。


【体内での効果の現れやすさ】
  フコイダンという有効成分が体内で様々な効果を発揮するためには、無理なく効率よく
 消化管から吸収される必要があるという考え方があります。腸管から吸収され血液に混
 じって全身に運ばれてこそ、人体の各部で有効な作用を及ぼすことが可能となる、という
 のがその理由です。

  フコイダンは「高分子多糖体」と呼ばれるように、小さな糖分子が何十万個、何百万個
 という単位で結合した構造になっており、分子量の大きい物質です。ちなみに、沖縄モズク
 から得られるフコイダンの場合、分子量は11万ほどになります。

  当然のことながらこのままでは腸管からの効率的な吸収を望むことができないのではない
 かという議論が浮上してきました。こういった懸念に応えるために開発されたのが、
 フコイダン分子を小さくする技術です。このように超低分子加工されたものが、いわゆる
 『低分子フコイダン』とか『超低分子フコイダン』と呼ばれているものです。
 低分子化されたものの分子量は、数千あるいは千以下となっています。

  低分子化されたフコイダンが登場したことによって、腸管から吸収されやすくなったと報告
 されており(低分子化したことで、実際に吸収能が改善されたかについての詳細な研究成
 果は今のところ存在していません)、その作用が喉頭や胃腸、直腸などの消化管に限定さ
 れたものでなくなったといわれています。

  しかし、「高分子の形でこそ、腸管の免疫受容体を活性化できるのだ」という主張もあり、
 現在のところ、低分子と高分子の論争には決着がついていません。

         

フコイダンとは

フコイダンとは、日本人が古来から常食しているコンブやワカメ、モズクといった海藻に含まれている成分です。がんを始め、生活習慣病予防への有効性が証明されつつあり、近年大きな期待と注目を集めています。

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