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フコイダンの肝機能改善効果

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 フコイダンのなかでも、硫酸化フコースを主体とした「F-フコイダン」には、HGFと呼ばれる肝細胞増殖因子の産生を誘導することがわかっています(タカラバイオ(株)広報資料より)。ここでは、フコイダンが有する肝機能改善作用の可能性について説明していきます。


 このHGFは1984年に大阪大学医学部の中村敏一教授らによって発見された因子です。HGFは肝臓細胞の再生にとどまらず、腎臓をはじめ心臓、血管等あらゆる器官の組織や上皮細胞の再生に関わる因子であることがわかっています。その後、遺伝子組み換え型のリコンビナントHGFが医学の分野で使用されるに至り、有効な治療法のない劇症肝炎や肝硬変、急性腎不全、慢性腎不全、心筋梗塞などへの適用について様々な研究が行われるようになりました。


 動物実験においては抗肝炎作用を示すことも明らかにされ、上記難治性疾患への適用が大きく期待されるまでになっています。現在では、HGF遺伝子治療薬を用いた抹消血管の動脈硬化症に対して臨床実験の場で使用されるに至っています。これはHGFが血管を新たに新生する効果を狙ったもので、高い有効性を示すことがわかっています。


 さて、冒頭で触れたことの繰り返しになりますが、コンブに多く含まれているF-フコイダンが細胞の再生に関わるタンパク質(遺伝子)を生体内で増やす方向へ誘導する・・・・。つまり、傷ついた肝細胞の修復に作用する可能性を示唆しているわけで、近い将来この作用を応用し様々な肝疾患への治療が現実化するかもしれません。


 一方現在、難治性のC型慢性肝炎患者の一部に対して、フコイダンをその治療に適用している医療機関も現れるようになっています(関連ウェブサイト参照)。インターフェロンが効かない、あるいは適用できないC型肝炎患者数人に対して、フコイダンのサプリメントを約1年間投与したところ、C型肝炎のウィルス量減少を有意に確認することができた報告されています。この臨床例の報告では、その作用機序の解明は今後の研究や検討を待たなければならないとしながらも、フコイダンの持つ免疫賦活作用がウィルス排除に作用したのではないかと推測しています。

         

フコイダンの効果・効能

フコイダンの効果・効能は、大学や企業の研究者、医療機関などの基礎実験・動物実験や臨床実績データに基づき、多くのものが報告されています。その機能性は多岐に渡り、様々な分野への応用が期待されています。

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